さてと、耕雲寺さんの話。
一つ前の記事で、前身は行基菩薩さまっていう
かなりロックな高僧が起源と書きました。
ただ、その頃はまだ阿弥陀堂と呼ばれていたらしく
今の耕雲寺というお名前ではなかったそうです。
耕雲寺というお寺を開かれたのは
太岳和尚という方だそうです。
阿弥陀堂として親しまれていた御堂を
お寺として開山したということですね。
ちょうど、今度のライブに向けて曲を録っている最中に
一曲ボツにして新しく一曲書きおろすことにした、
そんなタイミングで
ご住職の武田さんに
その由来を教えていただきました。
「耕雲種月」
という禅語から来ているそうです。
雲を耕し、月に種をまく。
いろんな解釈ができる言葉ですよねー。
それが禅語の妙味でもあり、深いところでもあるんでしょうね。
この言葉を書き留めたノートの文字とにらめっこして
しばらく過ごしました。
自分なりにやっと答えを導き出した時、
なんとなく
その時に思っていたものが
スッと流れていく感覚で歌ができました。
自分のなかで
珍しくスッとできた方ですよ。
この歌をつくるためのアレコレだったのかなぁと
そんなことまで考える始末。
ともあれ、
僕なりの答え、是非聴いていただきたいです。
よろしくお願いします!
4:50
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