今度ライブをさせてもらう
耕雲寺というお寺。
少しだけお話を。
耕雲寺は
臨済宗 妙心寺派のお寺で
禅宗のお寺です。
どこかで見たことある文字達でしょ。
僕もその程度です。
高校生の頃、日本史を選択してたから
一応の知識として見たことはある。
それ以前に、僕は特定の宗教を信仰しているわけではありませんよ。
強いて言うなら手塚治虫の『ブッダ』教です。
手塚治虫の作品全部持ってるっていう狂信者でもなく
あの作品だけですよ。
そんなつまみ食い程度の知識です。
ブッダから話を始めると
あまりに膨大な量になってしまうので、
(何日か前の心折れた記事はそれ)
それはまたの機会に。
なので
耕雲寺さんのお話を。
耕雲寺さん、はじまりは奈良時代。
諸国行脚していた行基菩薩さまがこの地に立ち寄った際、
水難に困っていた人々に阿弥陀如来をきざんで行ったそうです。
人々はその阿弥陀如来を安置し阿弥陀堂として親しんだのが
前身だそうです。
さて、行基菩薩さま。
教科書で見たことあるけど…でしょ?
平たく言うと
すっげえ人です。
寺外での活動を禁止されていた時代に
ガンガン外に出て、貧民救済、治水、架橋と
人々のために力を尽くしたんです。
そのうちその功績が認められて、大僧正という
仏教界における最高位の大僧正を日本で初めて贈られました。
その行基さまがガンガンやってた頃の一つが
さっきの阿弥陀如来さまです。
めっちゃロックな人じゃないすか。
人々に親しまれていた阿弥陀堂。
時は流れて戦国時代。
その頃には太岳(たいがく)和尚という方が開山したお寺でした。
沼津を含む伊豆は当時、北条氏と武田氏の重要な戦線で
領土争いの最前線でした。
あるとき武田信玄が戦の疲れを癒そうと休息に訪れたのを
太岳和尚が手厚くもてなします。
そのもてなしに感謝した信玄が
一夜切りと呼ばれる 竹笛の音色を自ら披露し、
お守りとしていた天神像を添えて和尚にお礼として手渡します。
今でもその笛、耕雲寺さんにあるんですって。
もうこれだけでワクワクするでしょ。
先日沼津文化交流祭を開催した
沼津の中央公園には三枚橋城という武田氏ゆかりの城があったし
もう横の並びを調べていくうちにウズウズしていく。
と、ここまできて
はたと思ったのは
耕雲?ってなに?
その話はまた次の記事で。
8:32
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