Oh Captain, My captainn!

了解とOKが混ざっちゃって
「りょっけー」

あきらです。
こんばんは。

通じるから良し。



小さい頃、家族でレンタルビデオ屋さんに行くと
一人一本まで観たいのを借りることが出来るシステムでした。

ゴジラとドラえもんとSDガンダムの鉄板は
家族と一緒に観るにはしのびないので、

自然と僕はコメディコーナーで物色することに。

マイセレクトの映画を
家族が笑いながら観ているのを見ているのが
僕の幸せでした。


コメディコーナーは
主演ごとにも小カテゴリが分かれていて

ロビンウィリアムズ
ジムキャリー
エディマーフィーの三本柱が

僕の新たな鉄板でした。


中でもロビンウィリアムズの出てる作品には
何度もお世話になりました。


つい先日、レナードの朝を観たばかりでもありましたが、
僕はジュマンジやジャックやトイズが好きで
あの柔和な顔の俳優さんが大好きでした。


でも、ある時
中学の頃とかだと思うけど、

いまを生きる、を観て
心が打ち震えたのを覚えてます。


実は数日前、
ある恩師のことをふと思い出してたんです。

高校の一年と二年を担任してくれた先生で
今の僕くらいの歳だったと思います。


いわゆる生徒に好かれるよう隙をつくる先生で
代わりに他の先生、特に上層部には疎まれるタイプの先生でした。


頼んでもないのに
「今に見てろ 負け犬じゃないぞ 負けてたまるか」
と大書した紙を教室に貼り

ことあるごとに負けん気を植え付ける熱血教師。
松岡修造氏並みじゃなかったかと。

ちょうど体罰に関する認識が変わり始めていた時期で
教室のドアを外して投げ飛ばす彼は
そういった意味でも
上司に嫌われていたんだと思います。


国語の教師だったので、
僕は本の話とかを色々聞かせてもらったりしていて

ある時先生から
太宰治の正義と微笑を渡されました。

その中には
まさに彼のような教師が
周りの圧力から退職を余儀無くされ
去っていく間際のシーンが書かれていて

以前観た「いまを生きる」のあのシーンが
フラッシュバックしていました。


そして、
僕の卒業後

風の便りで、あの恩師が
同じように何かのきっかけで職を辞しただか
他の学校に飛ばされただかを聞いて


激しく憤るとともに
なんとも言えないやるせなさを抱え切れませんでした。

ほぼ濡れ衣の理由(と信じてる)で
心ある教師が教壇を降りたこと、

そんな話を聞きながら
彼が大書したあの言葉が脳裏をよぎってました。

そんなパンドラの箱を開けていた矢先、
ロビンウィリアムズ氏の訃報。

また亡くなった理由が
とんでもなくやるせない。

残念で残念で仕方ありません。



恩師も
元気ならいいんですけど。




Oh Captain, My captainn!!!


4:16

うたうたい 堺輝

うたうたい堺輝の綴るしょーもないアレコレや ライブスケジュールなど

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