勝手に三大名曲決めた その三

ということで三曲目です。

一曲目の記事はコチラ
二曲目の記事はコチラ

何度も言いますが
僕の日本のポップス網羅率を
なめちゃいけません。

全然知らないんです。

複数の要因があるとは思うんですが
一つは、宮のテレビのチャンネルではないかと。

主要な番組はだいたい録画放送であり、
当時の音楽番組としてHEY!HEY!HEY!も
一週前の放送分な為、ヒットチャートが遅れてやってくる現象が起きてました。

あとは、家族の音楽環境ですかね。
同じ部屋を共有していた次兄がほぼ長渕しか聴かない。
朝の目覚めにオオオウ!ジャパーーーン!と鳴り響き
音楽イコール長渕という洗礼を受けてました。

ビートルズに入信してからは
洋楽こそが音楽というかなり排他的な信仰を続けていた為、
J−POPというだけで受け付けませんでしたから。

自分、日本語話してるくせにね。


多分、そんな背景もあり、
日本の歌を聴いて感動しても
なんか今更受け入れられないわだかまりがあったのではと。


そんな僕がひれ伏すことになったのが
三曲目のこれです。







くるり ばらの花

ベタですね。
これはもう、雰囲気です。

この曲の持つ魅力は、雰囲気です。


歌詞もコード進行もリズムも
言ってしまえば、どこにでもあります。

くるりの歌全般に言えると思うんですけど
歌詞が普段使う言葉感あるんですよね。

口語的というか。
そのまま誰かに話しかけても案外普通に伝わる。

面白いのは、その普通の言葉のフレーズの連結の仕方っていうか
このフレーズの後にこのフレーズ持ってくるんだ?というフックが心地いい。

小説みたいな行間。
分かりづらい人には分かりづらいんだと思います。

コード進行も特段珍しい部類じゃないんです。
ただ、押さえ方とかがちょっと独特な感じなんです。

あとは、カポ使った時の面白みを
最大限に活かしてる楽曲なんですよ。

コード表だけで見ると何の変哲もないのに
いざ弾いてみると心地いい感覚。

けど、その一つ一つの小さな、雨粒みたいな一つ一つが
絶妙な加減で合わさってこの気持ちよさが出てるんじゃないかと思います。



あと、確実にジンジャーエールの売上に貢献したんじゃないかと。



 

うたうたい 堺輝

うたうたい堺輝の綴るしょーもないアレコレや ライブスケジュールなど

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