僕が生まれて半年ほどして
僕のじいちゃんが亡くなりました。
だから、じいちゃんとの思い出は
ほぼゼロ。
だけど、よくばあちゃんが
「じいちゃんの生まれ変わりじゃ」って言ってました。
厳密には
僕が生まれてから亡くなってるので
生まれ変わりじゃないんだろうけど
いいんです。
ばあちゃんだから。
そんなばあちゃんが
年末、95歳の天寿を全うして
天に召されました。
クリスマスにお葬式だなんて
かわいい。
小さい頃
遊びに行ったら、だいたい畑に出てて
道路からばあちゃん見つけて
ばーちゃーーんって呼ぶと
ひょこっと顔向けて
ニカって笑う。
ネギだか、らっきょの匂いのプンプンする手で
こっちこっちってして
お茶とかジュース飲ましてくれた。
帰りにこっそり、
ティッシュに夏目漱石包んでくれて
「ナイショぞ」って渡してくれた。
僕が東京に出てからは
体も思わしくなくて
なんかの拍子に帰ると
「今何しちょっとか?」って聞いてきて
「歌を歌いよるとよ」って
なんとなく後ろめたいような
そこはかとない焦燥感の中で答えてた。
「食えよるとか?」って聞かれても
「なんとかやりよるから大丈夫よ」って
適当に答えてた。
そう答えると
「そうか、そうか」って
目に涙浮かべてた。
そんなばあちゃんが
亡くなりました。
そんな僕は今日、
天気予報を信じずに
洗濯物干しっぱなしで出ちゃって
雨雲が出て来たから
キミスタのお掃除切り上げて
急いで帰るも
再び雨ざらしにさせちゃうし
家着いたら止んでるし
年越しそばとかめんどくて
あさりのパスタとか作って食べちゃうし
灯りつけたまんまちょっとソファに横になったら
いつの間にか年明けてたし、
もう全然ちゃんと出来てない。
ばあちゃんごめんねー。
もうちょっと頑張るわー。
奇しくも
ウチの双子が生まれてから
ほぼ半年。
因縁めいたものを感じるって言ったら
都合いいけど
なんとなくばあちゃんが
この世にあいつら送り届けてくれたんだろうなって
そう思うことにしました。
というわけで
喪中につき新年のご挨拶は
控えますが
今年もよろしくお願いします。
僕のじいちゃんが亡くなりました。
だから、じいちゃんとの思い出は
ほぼゼロ。
だけど、よくばあちゃんが
「じいちゃんの生まれ変わりじゃ」って言ってました。
厳密には
僕が生まれてから亡くなってるので
生まれ変わりじゃないんだろうけど
いいんです。
ばあちゃんだから。
そんなばあちゃんが
年末、95歳の天寿を全うして
天に召されました。
クリスマスにお葬式だなんて
かわいい。
小さい頃
遊びに行ったら、だいたい畑に出てて
道路からばあちゃん見つけて
ばーちゃーーんって呼ぶと
ひょこっと顔向けて
ニカって笑う。
ネギだか、らっきょの匂いのプンプンする手で
こっちこっちってして
お茶とかジュース飲ましてくれた。
帰りにこっそり、
ティッシュに夏目漱石包んでくれて
「ナイショぞ」って渡してくれた。
僕が東京に出てからは
体も思わしくなくて
なんかの拍子に帰ると
「今何しちょっとか?」って聞いてきて
「歌を歌いよるとよ」って
なんとなく後ろめたいような
そこはかとない焦燥感の中で答えてた。
「食えよるとか?」って聞かれても
「なんとかやりよるから大丈夫よ」って
適当に答えてた。
そう答えると
「そうか、そうか」って
目に涙浮かべてた。
そんなばあちゃんが
亡くなりました。
そんな僕は今日、
天気予報を信じずに
洗濯物干しっぱなしで出ちゃって
雨雲が出て来たから
キミスタのお掃除切り上げて
急いで帰るも
再び雨ざらしにさせちゃうし
家着いたら止んでるし
年越しそばとかめんどくて
あさりのパスタとか作って食べちゃうし
灯りつけたまんまちょっとソファに横になったら
いつの間にか年明けてたし、
もう全然ちゃんと出来てない。
ばあちゃんごめんねー。
もうちょっと頑張るわー。
奇しくも
ウチの双子が生まれてから
ほぼ半年。
因縁めいたものを感じるって言ったら
都合いいけど
なんとなくばあちゃんが
この世にあいつら送り届けてくれたんだろうなって
そう思うことにしました。
というわけで
喪中につき新年のご挨拶は
控えますが
今年もよろしくお願いします。
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