吸盤業者の利権的なアレか？

近所の子供が
「走れ♪走れ♪はたらくくるまー！」と歌ってました。

あきらです。
こんばんは。

「走る♪走る♪」な。


いかに利便性が高くなった今日と言えど
そこには淘汰されて欲しくないものが
数多くあります。

コスト。
この壁のもと、
様々な事物が消されている事実。

目を逸らしてはいけません。


なぜ、浴室に
３つくらいフックを備え付けておかないんですか。


答えはコストでしょう。
はい、分かります。

万人の求める、ベストな位置は
各々異なるとも言いたいんでしょう。

が、しかし
バス用品売り場には
いつでも吸盤付きのフックが陳列されているじゃないですか。

最初はいいんです。
頑張ってくれますし
最近の商品は、ひと昔前のそれより
耐久性はあります。

ですが、限界はあります。
そのうち、頻繁に落下するようになります。

得てして、落下するのは
真夜中です。

寝静まった頃、
「カラーン」というはた迷惑な音量を
リバーブ付きで鳴らしてくれます。

それを聞くと、一瞬何事が起こったのか分かりません。
数秒後に
「あぁ、アレか。ま、いいや明日で」的な
非常に億劫で、軽くイラっとします。

翌日風呂場に入った時に
床に落ちた洗顔の泡立てネットや
小規模破壊を被ったひげ剃りなんかを発見してげんなり。

頻繁に落ちるようになると
もうかけることも吸盤を貼り付ける努力もせず
洗面台のところが物置になっていきます。

なぜこんなに需要がありながら
ユーザーに寄っていかないのか。

あの、浴槽の外側辺りにある
「きっとシャンプーを置くんだろうな」と思って置いてみたら
思いの外奥行きが浅くて、
いかようにも使えない何か置くんだろうなっていうくぼみとかを
作るくらいなら

デフォルトでフック付けて。

見た目がどうとか
そんなんどうでもいいから。


返しのついてないカレー皿くらい
歯がゆい。


2：06

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