すぐに出ようと思う。

再発したものもらいに眼帯かけて、いかにも情けない姿で笹塚に行きました。

友人のチャイが所属する劇団、ファンカスキャンパーズの公演を観に行ったのです。
今回のお話はとても面白かったなぁ。
前回の舞台が少々テーマが分かり辛く、消化不良な感が否めなかったんだけど、今回はストレートで王道的な伏線の敷き方がテーマをより際立たせてた。

チャイと半ば中途半端な握手して別れた。
そのまま帰るのがなんとなくもったいなくて、笹塚をブラブラ。

ぼんやりと、やっぱりストレートな方が伝わるんだな、と思った。
そのストレートさ、忘れてた。

自分に向き合ってないのは僕なのかも。
自分から逃げてたのは僕なのかも。

ひねくれてるつもりはなかったんだけど、これまで僕の中で既にひねくれてたんだな。
出る言葉は既にひねくれてた、ということだ。
なんかのニュースでプロポーズは「気持ちがあれば方法はなんでもいい」って書いてあったの思い出した。

僕の中のストレートな気持ち。なんなんだろう。


話は変わって、今ケンタッキーでコーヒー飲みながら、雨の笹塚を満喫してる。
向かいの席では女の子二人が話してる。
一人が一方的に話してるんだけど、どうやら妻子持ちに恋してるらしい。
と思えば、「声優がダメだったら女優になる」と豪語してる。
相槌担当の女の子は言葉を失ってた。
優しい言葉をかけてはいるが、言葉を失う彼女の気持ちがよく分かる。
声優、頑張ってください。


なんとなくいたたまれないので、コーヒーを飲み終わったら即出ようと思う。

すぐに出ようと思う。

うたうたい 堺輝

うたうたい堺輝の綴るしょーもないアレコレや ライブスケジュールなど

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