紫陽花咲く頃

久しぶりに三島に向かってます。5月中ライブで行けなかったので、丸々ひと月振りだな。

車窓からはちらほら紫陽花が咲いてるのが見える。


今小田原で乗換えの電車待ち。電車の中でウトウトしてたらいつの間にか着いてた。ちょっと寒い。

周りではいろんな風が吹き始めてて、皆その風を受けて戸惑ったり、身を任せてみたり。自分の居場所に疑問を持ってみたり。

僕だって、そうさ。

けどね、前ほど楽しくやってるよ。
実際とてもいいんだ。
何がって言われたらよく分からないんだけど。

足りないものもいっぱいある気がするし、
今のままで十分な気もする。

下手なことはやめたんだ。

自分の居場所は今いる場所にしか見つからないからさ。
自分が必要とされてるかどうかは、関係ないのさ。
そこにいる無意味さが必要なんだよ。

気付かない振りをやめた方がいいよ。
闘うべきは自分なんだ。
逃げたくなる時もあるだろう。
キレたくなる時もあるだろう。
でもそこで逃げたって
見たくもない自分とやらは、
まるで影法師みたいに追いかけて来るさ。
その影法師こそが自分自身だったりするんだから。

なりたい自分があるのはいいけど、まずは今の自分がどうなのかを知らなきゃね。

謙虚になったり、自分を卑下するのとはまた違う。それはただ人に対しての態度だ。
自分に対してぶつからなきゃ。

自分に優しくなれるかどうか、だと思うよ。
人に優しい人は大抵自分に厳しく、そして優しい。

毎日がつまらない訳でもない。
感謝の気持ちも常にある。
でも時々ひどく自分が嫌いになる。
大好きな人の前で自然な笑顔が出ないこともある。

そんなもんだろ、人間なんて。
きっと。

弱いから、皆強くなりたいんじゃないか。


梅雨に入ったこの曇り空も悪くないね、と思えれば
僕はそれでいいと思う。

そうすりゃ紫陽花の可憐さに気付くよ。

うたうたい 堺輝

うたうたい堺輝の綴るしょーもないアレコレや ライブスケジュールなど

0コメント

  • 1000 / 1000