GWの全てをバイトのスケジュールで埋めるのは、
僕だってしたくない。
お金を使わない遊びだって知ってるし、
それでなくてもやりたいことはたくさんある。
愚痴を言ってお金がもらえるはずはないので、無心で日々のタスクをこなすわけですよ。
でも、昼ご飯食べて
午後3時頃なんて
僕じゃなくても眠くなるじゃない!
いかん、と思って僕は小銭持って休憩室に行ったのよ。
こんな時はグレープフルーツジュース飲んで、
酸味で目を覚ましたい。
んで煙草の一本でも吸えば
とりあえず終業まではもつもんだ。
救いをグレープフルーツジュースにすがるべく
僕は28番のボタンを押した。
(写真参照)
すると、ゴンドラは26番の前で止まり、
商品を回収する。
この手の「選択された商品をゴンドラが取りに行く自販機」には
どういうローテーションか知らないが、
同じ商品なら選択された番号とは違う番号からでも商品を回収することがある。
所謂「先出」と言って、
賞味期限の古いものから出すとかあるのかもしれん。
構わん。
同じ商品が出て来るならば。
よ~く見て頂きたい。
24番、25番、26番までは
パイナップルジュースなのだ。
ただでさえ分かりづらいパッケージである為に
一度本当に押し間違いをしたことがあるくらいだ。
だから、とても意識して
僕は28番を押した。
恐らくこの自販機は
26番から28番までをグレープフルーツジュースと認識しているらしい。
ってかむしろ
納品のにーちゃんが間違ったとしか考えられない。
「寝ぼけてたんじゃないの?」は愚問である。
その時僕の身に起きた時、
既に4回目の出来事だった。
何回かに一度は奇跡的にグレープフルーツジュースが買える。
っおい!
なんだ?奇跡的ってなんだ?
買いたい商品が買えない自販機ってなんだ?
僕は酸っぱいのが飲みたい。
パイナップルジュースが嫌いな訳じゃない。
ただ、眠い時にトロピカルな気分になっても仕方ないんだよ。
耐え兼ねて、故障問合せ窓口に電話した。
「本日の業務は終了しました」
やたら愛想のない女性の録音された声が流れる。
GWで営業してねーだけだろ!
もう、怒りにエネルギーを費やすのも疲れた。
もういい、コレ飲む。
皆さん、僕の分までGWを楽しんで!
お願いだから!
じゃないとなんだか報われない!
土産話楽しみにしてるよ~。
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