巷に溢れるものの
「ここがこうだったらなー」は
だいたいにおいて
自分の思い通りにはならない。
帯に短し襷に長し、が常である。
但し、器用さと探究心の塊のウチのボスは
それを作ってしまう。
ないならつくるの精神。
ただ、今回は一筋縄ではいかないのを
目の当たりにしている。
持った感じが既に気持ちいい。
んー心地いいって言った方が言い得てるかな。
これ実は、地場産の材木を使っている。
檜と杉。
檜は白、杉は黒。
白鍵と黒鍵を表している。
木の組み方も様々で
立方体に組んだ木を削ってカップの形に成型する。
と簡単に書いたけど、
すんげぇ大変らしいです。
木工加工の世界では非常識と言うか
誰もやりたがらないやつらしいです。
逆に燃えるんだそうです。
削る機械をつくるところから始まり
その機械もいつの間にかパワーアップしてました。
たまに説明してくれることが
よく理解できないこともありますが
みなさんのお手に渡るものは
この世で一つだけのスペシャルなカップになることは間違いありません。
まだお席に空きがございます。
お誘い合わせの上お越しください!
多分これ、もう作ってくんないんじゃないかと思う!
2:02
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